【稲村ヶ岳 テント泊】テント場で静かな山の時間を満喫
11月上旬の土曜日、海抜1,550mの稲村ヶ岳山荘。
稲村ヶ岳でのテント泊を紹介します。
山頂までの登山は【稲村ヶ岳登山】をご覧ください。
受付
テント泊代を支払いに山荘へ。
中を見渡すとノスタルジックな雰囲気がなかなか良さげ。
ホームページでは夜はランプに火が灯るそう…👀イイネ!
『山荘泊でもよかったかな…』
入り口近くの売店兼受付で、お酒等も購入可能です。
私は密かに集めている山バッジを購入。
2ピース構造がなんとも可愛らしい
登る山がバッジが売っているかいないかで、結構モチベーションが変わるものです(笑)
管理人さんの案内でトイレの使用方法、水場、テント場の確認をします。
トイレはセルフの水洗、使用後にバケツの水で流す方式です。
水場は小屋の外側でした。
この時、午前11時50分。
テントを張っていたのは私のみ(後に計4名、テントは3つになりました)
テント設営
この日は道を挟んだ山荘側からテント場方面に風が吹き抜けるので、
山荘の反対側にテントの入り口を向けます。
写真中央の道が稜線の様で、意外と風が強いのでペグ固定とテントの向きは注意しましょう。
地面は土でペグがしっかり刺さります。
簡単に奥まで入ってしまう印象、すなわち抜けやすいのでは…と若干の不安も。
テントロープを固定できる様な大きな石があまりない感じ、
ペグを忘れないようにしましょう。
このテント場の良い所は椅子とテーブルが有ること!
いつもテントの前室で細々と調理していた分、テーブルでの調理は嬉しいものです^ ^
ま、作るのはアルファ米とインスタント麺ですが…(笑)
宿泊記
夕暮れ前の静かなテント場
この時は風も無く、穏やかな時間。
他の登山者との会話に花が咲きます。山で会った方々との会話は学ぶことも多いですし、素敵な思い出になります。
そして、日帰り登山の方々が去り…
薄暗く、少しずつ別世界になっていく山を味わえるのは山小屋泊・テント泊の魅力ですねぇ。
この時間帯が1番好きです。
そして…
夜から強風に!!Σ(-᷅_-᷄๑)
私のテント(エアライズ1)はグラグラ揺れて、風の力で変形しています。
更にフライシートのバタバタ音で熟睡出来ず。
こりゃ~寝れる雰囲気じゃない、諦めよう(笑)
朝、明るくなってからお隣さんのテントを見るとペグがほぼ外れ…
人の重みのみでテントが保たれている状況に(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)!
えらいこっちゃ!
初心者として、貴重な経験をさせて頂きました!
ありがとう稲村ヶ岳。
まとめ
テント場からの展望はありませんでしたが、椅子とテーブル、平らな地面、
テント泊には嬉しい所でした。
水場とトイレが近くて便利ですし、北アルプスの様にひっきりなしに人が来ないので、
とても静か。この静けさが一番の魅力かもしれません。
山荘までの登山道も歩き易いので、初心者に向いていると感じました。
地元に住んでいたら気が向い時、ふらっとテント担いで…となるでしょう。
また伺うと思います(´ー`)