【ベトナム観光】クチの戦争史跡でAK47を射撃。意外な結果に…

コロナ禍で近所への外出さえも控える日々…懐かしの海外旅行、ベトナム『クチ』での思い出を紹介します。

ベトナムのクチについて

ベトナム戦争時の重要拠点で、ゲリラ戦で使われた罠やトンネルが展示されています。実は小学生の頃、この場所の事を聞いてからずっと訪れたいと思っていた場所。
現在は深い森になっていますが、ガイドの話では枯葉剤で緑が消えたとの事。

展示では、一般人も武器を手にして米軍を撤退させた。との説明が色々と考えさせられます。
あの環境下で米軍相手に…想像を絶します。

トンネルは観光用に大き目にされていると聞きましたが、身長176cmの私でも相当窮屈。
高温多湿も加わり、数十メートル進んで汗だくになりました。

AK47とは

ミハイル・カラシニコフ氏が開発し、世界中の軍隊から武装勢力ご用達の小銃。
ニュース等で目にすることも多いので、銃に詳しくない方でも形はご存じかと思います。
派生型や密造を含めると1億丁を超えるとか。日本人の大半が手にできる数…
世界平和への道は、果てしなく長いですね(-.-)

マニアな友人達曰く、「世界最強の銃」「どんな状況下でも弾が出る」

ほほぅ…伝説的な言われようですな。
確かに、戦闘中に確実に弾が出るのは重要ですが。

射撃までの流れ

先ずは受付で会計します。お値段は銃の種類と弾の数で異なります。
AKの他にM16や機関銃が選べました、戦争した両軍の銃が撃てるのが興味深い。

AKを選択し、弾を約20発購入。
正確な値段は失念しましたが、やはり観光地価格…結構いい値段
ベトナムの物価の安さに油断していたのでビックリでした(笑)

射撃場にて

先客の射撃を見てAKの音の大きさに驚きます。
64小銃や89小銃と比べると明らかに大きな発砲音、妙な緊張が走ります。

係の方が弾倉に弾を入れてセットし、槓桿を引き、装填完了。
安全装置は既に解除…引き金引けば即撃てる状態で渡してくれます。

銃先端が壁に固定されていて、安易に取り外す事が出来ません。

銃を渡されるまで注意事項や安全に関して一言も説明がありません(笑)

ここの安全管理、大丈夫っすか…?

それにしても初めて手にしたAK47、何と言いますか…質素です。
兵器として構造がシンプルで…大量生産に向いて…
等々の『伝説』とやらが形になるとこうなるのか。

射撃開始

AKを手渡されて…自分のタイミングで射撃。なんともシュールです…

少し離れた的の金属板に向かって撃ちます。
肩への衝撃と火薬臭、あぁ…銃を撃ってると実感。

銃は固定されているので、若干窮屈な姿勢での射撃となりました。


3、4発撃って…

「困った、飽きてきた…」

金属板に向かって撃つだけで微妙なうえ、イヤーマフが暑い
しかし、まだ弾は残っている…

少しづつ苦行感が出てきました。

故障!

何が原因か判りませんが、引き金引いても射撃が出来なくなりました。
弾倉外して槓桿を何回か引けば直ると思いますが、

初めて触る銃…

勝手に何かしたら怒られそう…

無難に係員さんを呼んで故障排除して頂きます。
微妙な空気の中、射撃に戻ります。

故障!! まさかの2度目

更に数発撃った後、まさかの2回目の故障発生!
私のやる気が銃に通じたのか!?ダメじゃん、この銃!(笑)
再度、係員さんを呼んで対処してもらいます。

もう、勘弁してください…(涙)

…係員のオジサンも面倒くさそう(苦笑)

さすがに気まずくなってきます。
既にモチベーションは下がり、残った数発は捨てるが如く撃ち放って終了となりました。

まとめ

観光地で管理されているであろうAKが2度も故障。
これは参りました(笑)

ある意味で貴重な経験ができたのでは?
と前向きに捉えようと思います。

射撃はお勧めしませんが、クチ見学はベトナムを訪れた際は是非。

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