スポーツマスク,BREATH SPORTS MASK(ブレス スポーツマスク)をランニングと登山で使った感想
近所のドラッグストア、マスクコーナーにて…
コンビニで売ってるグミの様な袋。
しかもスポーツ用マスク
なんだか気になるねぇ👀!
値段を見ると…千円少々と安くは無い。
スポーツマスクを幾つか試してもダメだったので、コレもその一つであろう…
いや!日々のトレーニングで使っていて、気に入っている『氷撃』よりも優れているかもしれない!
…と『奇跡の一枚』を望んで購入してみました。
目次
パッケージから
・UVカット
・呼吸ラクラク
・冷感効果
・手洗い可能
・素早い乾燥
・着用感UP
・抗菌防臭
・ファッション性
…とステキなフレーズが並びます。
ファッション性(!?)…コロナ禍で世の中変わりましたね(笑)
それにしても、上記8項目を全て満足していたら、完璧なスポーツマスクなのは間違い無いでしょう!
ディテール
手に取って驚く、軽さとスカスカ感。
きっと…本来マスクで防ぐべき花粉やウイルスは素通りと思われます。
この生地、部活で着ていた『ビブス』を思い出す。
思春期の野郎の汗を吸ったビブス、何度洗っても臭かったな…(笑)
鼻の部分は柔らかな金属が入っている他、顎に合う独自形状をしていて、
フィット感を高めようとした設計思想を感じます。
耳掛けは留め具によりテンションが調整出来ます。
顔が大きい私が着けても、まだ余裕有り。
普通の人は問題無いでしょう!
使用感
運動していない状態にて
着けていない時と同様に呼吸可能。
そして興味深い事に、吸った空気が冷たく感じる不思議な感覚。
これでウイルス対策が出来るなら、日常でも使いたいレベルです。
1時間半のランニングにて
10分のウォーミングアップ後、負荷を増やしていき、途中でダッシュを加える。
完全に息が上がり、服・マスク共に全て汗でびしょ濡れの状態に。
完全にウエットの状態では多少の詰まりは感じるが、運動を続けるための呼吸は確実に確保できている。
通気性に関しては大満足である。
コレは素晴らしい!
しかし…
肌触りが悪い(T ^ T)
目の粗いガーゼマスクを超えるザラザラ感。
このザラザラが頬と擦れているのは確実で、さすがに心配になってきます。
多分、長時間のバイク練習や登山で使用したらどうなるのでしょうか…不安を感じます。
通気性が素晴らしいだけに、肌触りがもったいない!惜しい…
3時間のトレイルランニングにて
岐阜県、百々ヶ峰でのトレイルランニングで更に試験を実施。前回のランニングより厳しい条件下になりました。
開始早々、ひたすら続く階段地獄で一気に息が切れて汗が噴き出します。
平地が少なく、アップダウンを繰り返すコースで3時間トレーニングを続けました。
◆前回気にしていたザラザラ感:慣れたのか、不思議と気になりません。
◆フィット感:鼻の位置の金属をシッカリと合わせ、耳掛けを適度に合わせると終始ズレませんでした。
マスクをしたまま3時間もトレイルランニング出来ました。普通のマスクではこの様な事は不可能だったはず、素直に驚きました。
初夏の2,000m級登山にて
初夏の北アルプス登山にも使用しました。
標高の低い場所に多いのが小さな虫の大群。
必死に登ってゼーハーゼーハー息していると口に何匹か入るのが恒例ですが、
全くその様な事はありませんでした。
初めてマスクとしての役割を果たしてくれました(笑)
快晴の山頂、紫外線が強くてサングラス無しでいられない環境。
メッシュながら顔を覆っている事で、直射日光から「守られている」安心感があります。
正直なところ、登山での使用に向いていると感じました。
登山中もマスクが必要なご時世ですが、コロナが終息しても登山に持っていくつもりです。
お手入れ
洗濯ネットに入れて、洗濯機にて他の物と一緒にシッカリ洗っています。
購入してから30回以上洗いましたが今のところ問題無く、耐久性も悪くなさそうです!(^^)!
まとめ
そもそも、これはマスクなのか(笑)!?
いや、マスクをしているアピールのカバーと呼ぶべきでしょう。
最高の通気性を確保するために他の性能を犠牲にしている…
ある意味でスポーツ用機材と同じ思想です。
初めて使用したときはザラザラな生地が気に入らなかったのですが、
その後は気にならなくなりました!
山や街を走っているときは周囲に人がいないので、このマスクで問題無いと判断して
もう1つ購入することにしました!
今年の登山用とランニング用はこのマスクにします。
くどいですが…肌触りがイマイチですので、実際に試してみて問題なければ最高のマスクだと思います。