アクセス良く名古屋近郊で楽しめる【尾張富士 登山】【愛知 登山】
私の地元、愛知の尾張富士。
標高275mと高くはありませんが、急こう配でゴツゴツした岩の斜面で登り甲斐のある山です。
毎年8月に『石上げ祭』という巨石を担ぎ上げる奇祭が行われており、運ばれた石碑の立ち並ぶ独特の登山道となっています。
ネットで検索すると【パワースポット】とも認識されている様子。
私事ですが、子供の頃から参拝の度に登り、初めて登頂した思い出深い山です。
小さかった頃は何度も途中で挫折したものです(笑)
good!ポイント
・名古屋等からのアクセスが良い
・広めの駐車場とトイレ
・テクニカルな登山道で何度登っても楽しめる
・縁結びのご利益があるかも
注意
・岩場に落ち葉や苔が多く、雨の後は大変滑ります!その上、エッジの鋭い岩も多いので要注意。
現地の登山者から滑って骨折した話も聞きました。
・転倒を考慮して、手袋は必ず装着しましょう。
・お子さん達が登っている前でトレラン ペースは控えましょう。真似て走って怪我は…かわいそうです。
尾張富士 登山の前に
4月の中頃、新緑の季節。
登山道とお宮に光が入り、緑が映えます。尾張富士に何度も来ていますが、この季節に訪れるのが1番好きです。
参拝し、日々の感謝と登山の安全を願った後『えんむすびの松』を廻ります。
注意書きの通りに右回りに2回。
色々あったこの数年…良い縁を松に祈ります。人に見られると恥ずかしいので、急いで済ませました(笑)
一方で松を廻っている方と遭遇すると気まずいので、松に人がいないのを確認して境内に入るようにしてます。
今年こそ、今年こそは!!
登山口近くにはカラフルな石達が。
願いを込めた石を頂上へ運ぶ、尾張富士ならではです^ ^
石上げを個人でも体験できるのが興味深いですね。
登山開始!
写真の中央、白看板の左右に道が有りますが岩がゴロゴロしている左側を選びます。
他のルートも有りますが、この道が尾張富士登山の景色と真髄を味わえると思います。
そして、頂上へはこの道を進むのみ、迷う心配無く登山に集中できるはず。
早速急な岩場になりますが、足元に注意してゆっくり行きます。
恥ずかしがらず手を使って進みましょう、ストックを使うと逆に危険かと思います。
足元は拳から人の頭程の石がゴロゴロしているので注意!
途中、石階段を登り切ると休憩に適した平地が現れます。
ここが大宮浅間神社中宮。
まだ頂上ではありませんが、石階段から街の展望が楽しめます。
私は頂上からの入鹿池よりこちらの展望の方が好きです。
更に歩を進めます。再び岩がゴロゴロする登山道になりますが、差し込む光と新緑が気持ちいい。
この辺りまで石を運び上げた苦労を感じつつ登るのも面白いです。 何人で、どの様にして石を運んでいるのか…
一度、祭を見学したいものです。
道が細くなると頂上まではあと少し。
しかし、ここから大きく滑りやすい岩が目立つので、慎重に登ります。
写真の岩に注目!エッジがあり、転んでぶつかろうものなら怪我につながります。
気を付けましょう!!
そして、頂上の大宮浅間神社奥宮に到着!
麓で見たカラフルな石が積まれています。
次は私も石を運ぼうかな…
頂上は木が茂り、入鹿池が少し見える程度。子供の頃は近くの明治村の建物が見えた記憶が。
木が成長したのですね。
登山口から頂上の往復を表しました。一定の傾斜が続くのが判ります。
まとめ「個人的な意見」
標高は低いながら、適度な緊張感を持って楽しめる良い山に感じます。
トレラン ペースだと10分前後で登頂できますが、何度も往復したくなる不思議な魅力が有ります。
個人的に入鹿池周りの東海自然歩道は暗く…雰囲気が苦手なのですが、尾張富士の明るく優しい(?)空気が居心地良く感じます。
きっと、私の生涯で1番多く登る山になりそうです。
アクセスもよく短時間で登れるので、予定が空いた休日などに出掛けてみてはいかがでしょうか。