【大阪城トライアスロン】スイム編 お堀を泳ぐべし!

2021年、またもトライアスロンが中止に!
来年こそは…と思いつつ、今は過去の大会を振り返ってみます。

よく聞かれるのですが、

高い出場費払ってまで…トライアスロンの何が楽しいの?

の問いの回答として

とにかく色々な所を泳げて面白い!

と答えています。

美しい海も良いですが、ため池や川、コンビナート付近の海等、日頃絶対に入らない所で泳ぐ!
この非日常の楽しさに共感していただける方も多いはず。平時だったら変態と思われるか警察のお世話になる行為が、レース当日だけ真剣勝負になる。これに参加できる特権がトライアスロンの大きな魅力でしょう。
今回はよく感想を聞かれる「大阪城トライアスロン」のスイムの体験を紹介します。
レース開催日:2019年9月22日

お堀スイム対策

レーズ前日撮影 なかなかな濁り具合が嬉しい(笑)

周囲から「水質が悪い」との事前情報があったので、悪天候で視界の悪かった2016年野尻湖トライアスロンでの失敗を踏まえ、
水中メガネはクリアレンズを採用しました。

通常のトライアスロンでは太陽光対策でミラーレンズや黒色のレンズを使用しますが、水中視界確保の為にクリアレンズを採用しました。
悪天候時のレースにも役立つので、1つ持っていると重宝しますよ。

レース当日、スイム前

スタート時刻は年齢が近い選手でまとめられているので、初対面ながら周りの方々と話が盛り上がります。
波や潮の無いプールの様な水面に関わらず、話題はスイムの事ばかり(笑) そして皆が妙にテンションが高い。

この雰囲気は祭です!

地元の祭でふんどし締め、寒空に飛び出す男衆と同じ気迫を感じます。

いよいよ入水!

レース前日に撮影したポンツーン こんな立派なポンツーンを使えるのは貴重です!

遂に入水の時がきました、ポンツーンから飛び込みます。
入った瞬間は目の前が緑で驚きますが、冷静になると『悪くない』事に気が付きます。

クロールで伸ばした指先プラス10センチ程先まで視認できます。クリアレンズの効果でしょう。
前の選手のバタ足も確認できるので、気付かないところから足が出て顔を蹴られる事は無かったです。

水の『』は意外な事に嫌な感じは無く、まろやかな真水といった感じ。これが1番驚きました!
他のトライアスロンにて川や池を泳いだ際は、藻の青臭さや泥の嫌な感じが口に広がるのですが、見た目の割に無味でした


綺麗な海と異なり、水中視界のみで進む方向を判断出来ないので、ヘッドアップを多用します。
この大会へ出場される方はヘッドアップの体得は必須に思います。

スイムに関して、中盤からの印象は強くありません。
波も無いので視界の悪いプールを泳いでいる印象で、拍子抜けする程に難無く泳ぎ切れました。

バイクとランについて

実は平地との事で、バイクとランを軽視していました。
しかし、大阪城トライアスロンではバイクがとにかくキツイ!
長い直線とUターンの繰り返し。減速と加速の後に向かい風の直線が続く苦行の道…それを周回。 周回ごとに体力が削られていくのを実感しますし、精神的にも辛いです

その後のランは気温も上がり、城内の多少のアップダウンすら厳しく感じます。
総距離として長くないトライアスロンに関わらず、フラフラでゴールテープを切りました。

まとめ

スイムでお堀を泳ぐ『怖いもの見たさ』から参加した大阪城トライアスロン。
実際には泳ぎやすいスイムと単調ながら辛いバイクに泣かされました笑

特に印象的だったのが、地元大阪の選手達。
初対面で意気投合し、単独で遠征しているのを忘れる位でした。
帰り道は土砂降りの中、滞在ホテル付近まで案内して頂き、本当にありがとうございました!大阪が好きになりましたよ。

ゴール会場では具合の悪い選手への迅速な対応など、大変印象の良い大会でした。

ただ一つ、欠点を挙げるならば…

大会Tシャツが地味な事でしょうか…秀吉好みのが欲しかった!(笑)

シンプル過ぎませんか( ゚Д゚)?

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