ニューハレの【エマージェンシーテープ】を使った感想
普段から応急用に持ち歩いていたニューハレ(New-HALE)の『エマージェンシーテープ』。
残念な事に山で怪我をし、使用する機会が発生しました。( ノД`)
実際に使用した中で気が付いた事を紹介いたします。
読んで頂いた皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
![](https://m-woods.com/wp-content/uploads/2022/09/zentai-1.jpg)
参考に、怪我をした状況は以下の通り
・山域 北アルプス
・季節 初夏
・天候 小雨
・状況 単独でテント泊装備を背負い下山途中に捻挫
ニューハレのエマージェンシーテープを選択した理由
当初は巻いた状態のテーピングを携行していましたが、これが結構かさばるのが悩みどころ。
『応急セットは常に持ち歩くため、出来るだけ小さくて軽い方がいい…』
その様な軽い気持ちから、薄くて収納に優れたエマージェンシーテープを選択していました。
本当にそれだけでした…
…しかし、エマージェンシーテープの良さは携帯性だけではない!
その理由は下記の2点です。
絶妙な長さと形状のテープ
この商品の売りの一つ。対処しやすい独自のカットが施されています。
つまり、袋から出してスグに貼れる状態といえます。
![](https://m-woods.com/wp-content/uploads/2022/09/omote.jpg)
私が怪我をした状況は小雨なうえに虫が多く、更に痛みで冷静さを欠いていました。
靴下の中で自分の足がどうなっているのか…この後歩けるのか…の不安。
そして次々に吸い付いてくる多数のブヨ…ハッキリ言ってウンザリしていました(苦笑)
…口から出るのは、ため息と悪態ばかり(゚Д゚)
その様なときにテープを適切な長さにカットするのは現実的ではありません。
簡単な事でも、山で怪我をした状態で冷静に対処することは難しい。強く痛感しました。
エマージェンシーテープの解説書
テープに貼り方の解説書が同封されています。
![](https://m-woods.com/wp-content/uploads/2022/09/kaisetsu-1.jpg)
各部位ごとに順を追って説明されているので、テーピング経験の少ない人でも安心かと思います。
私自身もテーピングを巻く経験に乏しくて不安でしたが、イラストどおりに進めて無事に対処できました。
たとえ登山前に本や動画で対処方法を学んでも、怪我で動揺している時に内容を思い出し、
適切に対処することは不可能に思います。
よって、テープと共に解説書が同封されているのは良いアイデアですね!
まとめ
下山中に捻挫をしましたが、エマージェンシーテープで処置し、なんとか帰宅できました。
振り返って感じるのは、怪我をしたときは想像以上に何もできないうえ、頭が回らないこと。
その様な状況下でも、適切貼れるエマージェンシーテープは私の必需品となっています。
更に汗や雨でテープの粘着力低下を防ぐために、患部の水分を拭き取る小さなタオルも一緒に携行しています。
備えあれば患なし!このアイテムは持っておいて損はないと思います。
【注意】
テープを伸ばしながら貼る、又は伸ばさずに貼る。この違いで機能が異なることに注意してください。
その点も解説書に記載されているので、注意して対処頂けたらと思います。
![](https://m-woods.com/wp-content/uploads/2022/09/5.jpg)